洗脳やマインドコントロールについて不安を感じている方からのご相談が、最近急に増えました。
わたしはテレビをみませんが、テレビでそんな事件が話題になっていたそうです。
洗脳についての原理や解釈など専門的なことは、
専門家の著作を幅広く読んだりきいたりしていただきたいのですが、
今日は、相談をお聞きしている立場の人間として、
気になっていること、そして感じていることを分かち合いたいと思います。
「わたしたちは、どんな人もマインドコントロールされている」
そういわれると、どのように感じられるでしょうか。
多くの方は、「怖い」と感じられるでしょう。
わたしたちが自覚していないのに、自分の意識が、誰かの意思で方向づけられているとしたら……
わたしたちは、日常の中でそれをもれなく体験しています。
小学生のときには、学校というコミュニティの中で必要なルールを共有し、
家庭の中では、その家庭の中のルールを共有しています。
それは、そのグループの中では絶対的なものです。
小学生は、時間通り学校に行かなければ、学校がなりたちませんし、
クラスの中で、授業をきくことが決められています。
授業中はおやつを食べてはいけないし、先生が指導する科目を勉強しなければなりません。
目的があり、それを達成するためのルールがあります。
ですが、そのルールは、実はその場所以外では絶対でなかったりします。
同じ小学生でも、学校によっては、文化圏によっては、先生によっては、
同じルールが摘要されないものです。
おやつや飲み物をとりながら勉強している学校だってあるし、みんなが別々の教科を同じ時間に学ぶ学校だってあります。
そのコミュニティの常識は、他では常識でないかもしれないし、ときには非常識でもありえます。
多くの場合、わたしたちはそれに気づいていません。
「あたりまえ」だと思っているからです。
「わたしが所属している世界のルールが、正しい」
わたしたちが、見過ごせない他人の行いに感情を乱されるとき、わたしたちはまさにこの状態にあるのです。
音を立ててご飯を食べる人
列に割り込む人
授業中に騒いだり、立ち歩く人……
「非常識」という判断の前には、「常識」という思いこみがあります。
それは、コミュニティの中で必要なルールです。
やっぱり学校を維持するためには、学校生活を成り立たせるという目的にそったルールが必要です。
会社も同じ。
究極は「好きなように振る舞っても業績をあげればいい」のでしょうが、
同じグループとしてそのグループを成り立たせパフォーマンスをあげていくには、共通の認識が必要です。
組織やコミュニティに属すのには、必要なスキルともいえるので、
そこからはずれると苦労します。
学校になじめなかった人、会社が合わないと感じたことがある方ならおわかりになるでしょう。
ですが、悲観することもありません。
あなたがなじめないルールを自分に課す必要はないのです。
ただ、そのコミュニティの維持のためには、そのルールに従うことが必須なだけです。
あなたがあなたの信念を大切にしたいなら、その信念にそったコミュニティを探すか、つくるかすればいいのですし、
あなたが組織に属することを大切にしたいなら、あなたの「なんか違う」という信念を捨て去ればいいのです。
つまり、そこには選択があります。
「従わなければならない」というたったひとつの苦しい道があるわけではありません。
わたしたちは、無意識に自分が所属する組織や社会でマインドコントロールをうけています。
それだけではありません。人生そのものが「人間として」のマインドコントロールの歴史かもしれません。
「これは、水だよ」
「これは、ダイヤモンドだよ」
ものに対する認識すら、わたしたちの思いこみです。
ある人にとって、水は飲み物であり、
水害にあったばかりの人には、恐怖を感じるエネルギーかもしれません。
カラカラの砂漠では、水は貴重品でしょう。
海かもしれないし、温泉かもしれないし、氷かもしれません。
マクロの目でみると同じ分子でありながら、
わたしたちはそれをわたしたちのマインドでコントロールしてイメージを作り上げています。
ケータイ電話も、彼のメールを待っているあなたには特別な意味があったとしても、
ケータイを初めてみる人には不思議な箱にしかみえないかもしれません。
わたしたちの人生は、思いこみで作られてきました。
ずっとマインドコントロールされてきました。
国家、社会、組織、学校、家族……
ありとあらゆる単位で、その目的の実現のためにいろんな共通の思いこみを持ち続けてきました。
今、こうしてマインドコントロールが注目されているのは、みんながそれに気づくプロセスなのかもしれません。
マインドコントロールが問題なのではありません。
わたしたちは、みんな、自分に都合よく、自分の思いこみで世界をみています。
夢をみているだけなのです。
それに気づくチャンスが訪れているのでしょう。
もし、自分の都合で夢をみているのだとしたら、悪夢に苦しむ必要はありませんよね。
苦しいなと思ったら、自分のもっている思いこみに気づき、「絶対だと信じていたルールを手放す」。
ただそれだけでいいのです。
そうすれば、自然に人を「ゆるす」ことができますね。
相談するときには、「こうしなさい」「こうしたほうがいい」というアドバイスを求めてしまうものですが、
どうか、あなた自身が決めてください。
それが、新たなマインドコントロールから身を守る唯一の方法です。
マインドコントロールの影響で苦しんでいる方は、もともと答えを外に求めがちで、素直に受けとる人であるとも言えます。
つまりコントロールされやすい人なのです。
ですから、それを理解していないと、どうしてもそのようなドラマを自分から生み出してしまいます。
占い師やスピリチュアルカウンセラーは、
その占術が知らせるその人の運命の流れや、その人独自の人生での選択のクセから、先のことを見通すことができますが、
それはあなたの意思の力で簡単に変えられます。
わたしの個人的な感覚ですが、占いを知らない人のほうが、
いろんな鑑定書のとおりに人生が運んでいることが多いように感じます。
それは、運勢をみて、「こうしたい」とか「こうなりたくない」といった意思の力が働かないからかもしれません。
それくらい、わたしたちの意思の力は強いものです。
自分の思いこみを手放すというのは、運勢の流れを見方につけるという点でも必要なことかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。