離婚したら、子どもを傷つけることになる。
子どもが不登校になったのは、わたしの育て方が悪かったせいだ。
このように、自分の行動がお子さんを傷つける、と責任を感じている親御さんは多いように感じます。
実際、「愛情不足のために、情緒不安定になる」というのは、
学校や社会で信じられていて、もはや常識ともいえるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか。
ご両親が離婚したお子さんはみんな、愛情不足で情緒不安定なのでしょうか。
情緒が安定しているお子さんは、おばあちゃんやおじいちゃんの愛情があったから?
両親がいない環境で育ったお子さんはどうなのでしょう?
やっぱり個人差があるのです。
愛情やしあわせを感じる能力は、ひとりひとり違います。
そして、その能力は、生まれもった基礎的な能力の差異もありますし、
時期や状況によって大きく変化します。
例えば、東京では蛇口をひねれば、キレイな水が飲めますので、
しあわせを感じることはないかもしれません。
でも、砂漠では、水は貴重品です。
砂漠の体験をしたあとには、水を得ることには大きなしあわせを感じることもあるでしょう。
このように、わたしたちは、個々にしあわせを感じるちからがあるのであって、
なにかが、わたしたちにしあわせを確約してくれるわけではありません。
それは同時に、なにかが、わたしたちを不幸にすることもできない、ということでもあります。
両親の離婚を経験して、人を愛することができないと悩んでいらっしゃる人もいれば、
両親との離別を体験したからこそ、人を愛する喜びを知ることができたという人もいます。
出来事が、その人の感情を決めるわけではないのです。
だから今日は、あなたがもし、あなたが誰かを傷つけてしまうと感じていたなら、
あなたが誰かを傷つけることはできない、ということを思い出してみましょう。
誰かを傷つけるというのは、
誰かを変えることができるというエゴの幻想にすぎません。
生まれ育った環境にストレスがあった方には、
のちの人間関係にトラブルを持つ割合が多いことは事実です。
だから、お願いしたいのです。
「わたしのせいで、あなたを傷つけてしまった」と、言わないでいてくださいと。
あなたの罪悪感が、被害者を創り出してしまうから。
「かわいそう」という言葉には、相手のエネルギーを奪うちからが含まれています。
「あなたはわたしより劣っている」という誤解が含まれているからです。
離婚が、親の無関心が、失恋が、失業が・・・
出来事が絶対的に感情を決めるわけではないとわたしたちは知っています。
そこには、その人の選択があるのです。
あなたは、誰かを傷つけることはできないし、
誰かが、あなたを傷つけることもできません。
わたしたちは、わたしたちの人生に責任を持つ必要があるのです。
誰のせいでもなく、自分のために、経験を選択するという責任を。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。