昨日は、怒りの感情とのつきあい方について書きました。
怒りの感情は、「よーし、やろう!」というモチベーションのエネルギーなので、
やみくもに消し去ろうとするのではなく、
理想と目的をはっきりさせ、
怒りのエネルギーを昇華させていくといい、という内容でした。
理想と目的がはっきりしていれば、
それに打ち込むことで、怒りに翻弄されなくて済むようですが、
では、理想と目的がはっきりしていないときには、どうしたらいいのでしょう?
マナーの悪い人に腹が立つとき、
パートナーが浮気をしていたと知ったとき、
その人たちに向かっていくと、けんかになります。
恋人が浮気したとき、怒りで詰め寄ったら、
うまくいっていない状況をダメ押ししてしまうでしょう。
わたしたちが、怒りを感じたときにとる行動によっては、
状況を破滅的な状況に追いやってしまいます。
怒りにはやはり対処したほうがよさそうです。
そのためには、怒りの本質を知っておく必要があります。
わたしたちが、「現実」と思っている世界は、わたしたちひとりひとりの思いの投影です。
わたしたちは、「心にもっているもの」を、
外の世界に「現実」として認識しているだけなのです。
たとえば、自分自身を苦しめている「正しくあらねば」という思い。
そんな思いがある人ほど、「失礼な人」が目の前にあらわれるようです。
心の中に、「正しくあらねば」という思いがあることがつらくて、
それに気づきたくて、現実世界という大きな鏡に、その苦痛を映し出しているだけなのに、
鏡のなかの映像をどんなに叩き潰しても、なくならないばかりか、
マナーの悪い人、と決めつけられた人からの反発も受け、
手に負えない状況になってしまうこともあるでしょう。
また、パートナーの浮気などの場合も深刻です。
パートナーが他の人に心が動くとき、
あなたとパートナーとの間に欠けている(と思われている)ものがあり、
それをほかの誰かとの間で埋める必要がある、とパートナーが思ってしまっています。
もしも、パートナーもあなたも完全に関係に充足していたら、
ほかに恋人は必要ないのですから。
でも、わたしたちは自分に向き合うのが苦手です。
だから、パートナーが他の人に心が動くようなときは、愛を与えたほうがいいのですが、
パートナーの心がわりを責めてしまうのです。
そうして、もっとパートナーの気持ちは離れていきます。
わたしたちは、なにかに怒りを感じたとき、自分自身の思いを調べる代わりに、
「現実」という映像に対処しようと躍起になります。
それは鏡にうつる像を変えようとするのと同じです。
だから今日は、あなたが怒りを感じてしまったときには、
「わたしの現実は、わたしが創っている」ということを思い出してみましょう。
怒りは、わたしの内面からのメッセージ。
みている現実に、ヒントがあるのです。
起きている現実を変えようとするのではなく、
いま自分のうちに起こっていることをみてみましょう。
「自分を追いこんでいないだろうか」
「パートナーとの関係が変わってきていないだろうか」
「恐れがあるのではないだろうか」
あなたの心のなかを見つめてみてください。
現実は、あなたの心の中にあるものなのですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。