
「愛してくれなかった親のせいで」
「いじわるな上司がいたから」
「恋人の心変わりで」
「運に恵まれないから」
わたしは、ひどい状態にある。
もしそう信じていたとしたら、
今からお話しすることは、にわかには受け入れがたいかもしれません。
そして、それを受け入れるのは、傷ついた過去と同じくらいつらい体験かもしれません。
でも、もしあなたが過去の痛みのせいで、繰り返し起きてしまう不幸なパターンから
永遠に自由になりたいと感じていたら、この考えは役にたつでしょう。
わたし自身、特殊な生い立ちであったから、結婚も仕事も続かないのだと、
運命の犠牲者になっていた時代がありました。
トラウマがあるから、癒す必要があるのだと感じて、たくさんセラピーを体験して、
気がついたら、自分自身がする側になっていました。
それで、わかったことがあります。
傷ついた過去は、なくならないのだ、
ということです。
自分が運命の犠牲者であると感じているときは、
傷が癒えても、別の傷に気づきます。
父親の暴力が原因であると感じていて、それを癒しても、
母親との関係の問題点に気づいたり、
過去世にさかのぼったりします。
過去世のトラウマは無尽蔵に存在します。
また、一度癒えたはずの傷が、また「やっぱり・・・」ということもあるでしょう。
まるで、自分自身が、生み出しているみたいに。
わたしたちは、つらいときには、起きたことのすべてをつらい過去にしてしまう力を持っています。
愛し合った喜びの日々ですら、別れのあとには、
このつらさを倍増させる悲しみの過去になったりします。
また何日かあとに、復縁できたときには、またすべての意味が変わるでしょう。
そう、それらは絶対的なものではなく、エゴが生み出す幻想でしかないからです。
だから今日は、あなたがもし、傷ついた過去から本当に自由になりたいと感じていたなら、
傷ついた過去は、傷ついている今の自分が創っている幻想なのだ、
ということを思い出してみましょう。
あなたが、あなたの運命の犠牲者でいる限り、
傷ついた過去は無尽蔵に存在していて、いつでもあなたに思い出されるのを待っています。
傷ついた過去は、一時的に、苦しいあなたを助けてくれるかもしれません。
でも、傷ついた過去というシェルターにいる限り、本当に自由になれることはありません。
だから今日、傷ついた過去という幻想のシェルターから、旅立ってみませんか。
あなたが、本当に、傷ついた過去から自由になるために。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。
