映画「祈り」をみてきました。
高血圧を引き起こす酵素「レニン」をヒトの遺伝子ではじめて解読に成功した、
村上和雄博士の活動を中心としたドキュメンタリー映画です。
スピリチュアルリーダーとしても知られる、医学博士のディーパック・チョプラ、
『意思のサイエンス』の著者・リン・マクタガートなどのインタビューも盛り込まれています。
村上先生の説明では、(ものすごく簡単に説明すると)
遺伝子を構成する4つの塩基の組み合わせが、さまざまなタンパク質(酵素も含まれる)をつくり、
その組み合わせの暗号が、体のなかに起こる、高血圧を含めた
さまざまな現象を引き起こす原因となるわけですが、
例えば恋愛中に「あばたもえくぼにみえる」というのも、
恋愛すると、遺伝子のスイッチが「オン」になって、酵素が出て、
うつになると不足する、ハッピーな気分のモトともいえる「セロトニン」が増えるからだと、
遺伝子のレベルでの考察をされていました。
わたしたちはすでに「気分が体調に影響する」ということを感覚的に知っていますが、
それはホルモンが増えたり減ったりして起きるという、
単純なことだったのだとあらためて思いました。
この映画は「祈り」について扱われていて、
「祈り」の効果についても語られているのですが、
「祈る」というのは、祈る本人にも、祈られる人にも影響があるという実験がされていました。
レイキでも、あらゆる手法のヒーリングでも、
遠隔で行う場合でも、対面のときと同様に効果があるということは、
ヒーラーの間ではもはや、常識と考えられていることですが、
実際に実験されてデータを取られていたのも興味深かったです。
将来、祈りやヒーリングを行うときに、
どんなホルモンや物質が体内に分泌されて、どのような変化があるのかが、
明らかになるのでしょうね。
ヒーリングしたときに、手のひらが熱くなるとか、
体がほかほかしてくるというのも、脳内の物質の働きで簡単に説明できそうですし、
離れた人への祈りの効果についての研究がすすめば、
自分の想念が、相手に影響するとか、
この空間に影響するということも、もっとわかりやすく証明されていくのかもしれませんね。
映画では、「笑い」や「恋」が体にポジティブな影響を与えるということも
しきりにとりあげられていましたが、
うつになったら、「笑う気になれない」ものですが、
「笑顔をつくる」だけでも、脳には同様の効果を与えることができるらしいので、
自分の気持ちが沈んでいるのをなんとかしたいと思ったら、「笑顔をつくる」練習。
そして、周りの方は、深刻にならずに、笑顔で接すること。
うつ予防には、「恋する」こと(笑)。
ヒーリングや祈りを、あらためて分子レベルで教えてもらった感じです。
アチューンメントと同じ効果がありました。
おすすめです。
「祈り」公式サイト=http://www.inori-2012.sakura.ne.jp
(現在、東京と大阪で上映中)







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