今日は、わたしがみた夢をシェアしたいと思います。
夢の中で、わたしは動物園にいました。
そこは、わりと広くてそれなりに歴史がありそうな古い感じの動物園で、
たくさんの人が訪れていました。
古びた案内板があり、パンダの絵がありました。
「パンダだったらみてみたいな」
そう思って案内板を頼りにパンダ舎に向かって歩きはじめました。
案内板のとおりに歩いたつもりでしたが、その場所にパンダ舎はありません。
わたしは方向音痴なので、きっとどこかで間違ったんだろうなぁと思って探しながら、
園内をぶらぶらと歩き回りました。
すると、たくさんの人でにぎわっている場所がありました。
パンダの絵の看板に、「パンダ館」と書いてあります。
たくさんの人が吸い込まれるように入っていきます。
ここだったのかと、わたしも列の後ろについていきました。
そこは立派な建物で、パンダに関する資料が並んでいました。
置かれたリーフレットをみんなうれしそうに集めていきます。
そしてその資料を眺めながら、パンダをみているのです。
「やっぱりパンダの展示室はにぎわってるし、立派だわ」
人だかりの後ろから、パンダを眺めて、思いました。
しかし、よくみると、本物のパンダではなく、よくできたパンダの模型の展示でした。
子育ての様子やら、食べ方などそれぞれとてもリアルに展示されていて、
説明も資料も豊富でした。
人の列についていくと、建物の出口がありました。
でも肝心な本物のパンダはそこにはいません。
出口には案内板がありました。
確かにさっきみたのと同じ別の場所にパンダのマークが示されていて、
パンダはそこにいるようです。
でも、その場所はわたしがさっき確かに行った場所でした。
周りのみんなもそのようで、
「きっとパンダが他の動物園に移動したりして、
今はこの立派な建物にうつって模型だけになったんだろう」
というように納得して、手にしたたくさんの資料に満足して、
すぐそばにある小さな出口から動物園をあとにするのでした。
わたしはもう一度行ってみようと思いました。
わたしは地図をみるのが苦手です。
だからこの案内板が正しくて、自分が間違っているかもしれないと思ったのです。
やっぱりそこにはいませんでした。
でも、案内板にもあったし、「パンダはいる」という感じがしました。
だから、園内をくまなくみてみようと思ったのです。
トラとか、ライオンとかシマウマとか、いろんな動物をみながら、園内をぶらぶらしていました。
すると、地図ではわからなかった細い道に気づきました。
そこを歩いていくと、ガラス張りの檻があり、本物のパンダがのんびりと笹を食べていたのです。
そこはライオンやキリンの檻と同じくらいで、人が特別多いという感じはなく、
さっき見た立派な建物とは違って、動物の檻のひとつでしかありませんでしたが、
いきているパンダをみられて、わたしは満足でした。
「迷いませんでしたか」と他の人に聞きました。
案内板を見た人はみんな迷ったようでした。
地図をみないで順路通りに歩いた人は最後に自然にそこにたどり着くようになっていたようで、
迷わなかったといいました。
そこは順路通りに歩いていると最後に通る場所だったからです。
目の前は動物園の出口でした。
そこで、夢から覚めました。
わたしは、なにかに焦って急ぎすぎていたのかもしれないな。
そう感じた朝でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことが、たくさん起こります☆
感謝をこめて。